Financial Statements 2021
■ Announce of Financial Statements 2021
2021年度 決算報告
2022/2/1
（運営者アスパラより）
＜ご挨拶＞
日頃よりAspara’s DJ Liveをご愛顧ならびに楽しんでいただき、誠に御礼申し上げます。
Aspara’s DJ Live（Featured ERG.）は非営利で運営しており、具体的には、収入から経費を差し引いた額をプラスにしないこと、ならびに収益が生じた場合は本配信用途のみに投じることとしています。
一方、DJ配信を行う上では様々なメーカー様やクリエイター様との調整やガイドラインに基づいて行う以上、できる限り透明性が確保された運営がなされるべきと考えます。Aspara’s DJ Liveは年間の収支を継続的に公開することで、運営のご参考や非営利性、事業特性の理解が深まればと考えております。
決算報告はAspara’s DJ Live.comを開設した昨年より実施しており、本取り組みは今後も継続して行ってまいります。
なお、Aspara’s DJ Liveは各年1月1日から12月31日を会計年度としております。
＜2021年の活動概要＞
2021年内のAspara’s DJ LiveはFeatured ERG.と合わせ計44回、110時間04分の配信を行いました。
配信回数は昨年比で減少となりましたが、視聴者数は通年で緩やかな増加基調で、年間平均視聴者数は91人となりました。多くの方に観て頂けるようになり、引き続き御礼申し上げます。
内容として2020年までは平均2時間を超える配信が多かったものの、初めて見て頂く方への親和性やライフスタイルを踏まえ、直近では1.5～2時間を目安に配信を行っています。
2020.7から行っている美少女ゲームソングDJライブストリーミングイベント「Featured ERG.」については、2021.1に”Vol.4 ういんどみる”を開催し、同時接続数で230名とこれまでで最も多くの同時視聴を頂くことができました。
2021.4にはVisual Art’s様主催のライブKSL online 2021の開催に合わせ、「KSL online 2021 -Kaginado- 前夜祭」を開催しました。前夜祭企画は2019.5のFavorite様のライブ前夜祭以来ですが、気分を盛り上げる一役として今後もタイミングを図り行って参ります。
環境面では2021.12にDJミキサーの更改を行いました。映像面では、大型のハードウェア投資が昨年から一巡し、映像素材等のソフト面の支出行っております。
結果として、これ迄以上に高い映像・音声の品質を実現し、付加価値が提供できるようになりました。
このような活動の中、年間収支は下記となりました。
2021年度（2021.1～2021.12） 年間収支 （単位：円）
収入 +85,730
支出 ▲243,760
損益 ▲158,030
2021年度のAspara’s DJ Liveは収入が85,730円、支出が243,760円となり、最終損益は▲158,030円となりました。
各項目は以下のとおりです。
◇ 収入の部 +85,730円（＄795.52）
（概要）
収入は$795.52、+,85,730円（昨年度前受分含む、決済等に掛かる手数料差引後）となりました。
実現した収入（2020.10-2021.12.31）は+95,024円となっております。
昨年度と比較し、+240%の増加となりました。
Aspara’s DJ Liveにおける収入要因は、Twitchのサブスクライブ及びチアー（Cheer、いわゆる投げ銭）です。
弊配信は無料で視聴ができますが、サブスクライブをしていただくことで
・オリジナルスタンプの使用
・Twitch側の仕様である広告なしに視聴可能
といった付加価値を得ることが可能となっております。また、ビッツ（Bits）を購入することでチアーが可能です。収入内訳の6割がサブクライブ、残る4割の殆どがチアーからとなっております。
時折、視聴者の皆さまからご支援いただけることはモチベーションにもなり、ありがたく思っております。
サブスクライブはAmazon Prime会員であれば無料で支援可能となっておりますので、ぜひご支援検討いただければありがたく存じます。
◇ 支出の部 ▲243,760円
（概要）
支出は▲243,760円となりました。2021年度は映像面の投資額が占める割合が高く、配信機材関係費、ハードウェア償却費の支出が大きくなりました。
科目の内訳は下記のとおりです。
・サイト運営費 8,230円
本項目では、ウェブサイトを運営する上で必要な運営費としてAspara’s DJ Live.comに係る「ドメイン取得費」、「サーバー年間レンタル費」を計上しています。
・イベント関係費 7,270円
本項目では、「Featured ERG.」 についてVol.4以降プロモーション用途に作成したポスター制作費、Ｔシャツ制作費を計上しています。
・配信機材関係費 97,550円
本項目では、DJに関連する消耗品として費消した針、コントロールバイナル、映像ソフトウェア用素材費用、ライティング機材費用（低価格のため一括計上）、機材修理費を計上しています。
・ソフトウェア償却費 20,200円
本項目では、配信運営上必要なソフトウェア「Resolume Arena」、「Virtual DJ」、「Serato DJ」ライセンス費用を5年（法定耐用年数）で均等償却した費用を計上しています。
・ハードウェア償却費 109,800円
本項目では、配信を運営するため調達したハードウェアを各法定耐用年数で均等償却した費用を計上しています。なお、2021年に新たに取得したハードウェアは以下のとおりです。
＜2021年度固定資産の取得＞
・Pioneer DJM-900NXS2(DJミキサー)
・BlackmagicDesign UltraStudio Recorder 3G(映像キャプチャーデバイス)
内訳としては、昨年度後半に導入した配信用PCの償却開始により前年度比で費用が増加しています。一方、本年はミキサーの償却が少なく（DJM-900nxs：3月償却終了、DJM-900NXS2：12月償却開始）、翌年は+50,000円程度の費用増加を見込んでおります。
・調整経費 720円
本項目では、音源使用許諾の調整に要している経費（主に紙面郵送料）を計上しています。一括申請を始めとする申請手法の改善により昨年より郵送コストが減少しております。
＜終わりと2022年度の方針について＞
以上が2021年度収支となります。
2020年以降、パンデミックという状況下もあり、こうした状況が弊配信の性質と皮肉にも親和性の高い状況を生んでいます。
Aspara’s DJ Liveの理念は美少女ゲーム作品や楽曲の魅力をお伝えすること、DJMixの楽しさをお伝えすること、などに込めており、こうした音楽から作品を知ることのできるプラットフォームの構築が重要であると考えております。今後、配信としてのプロモーション性、コンテンツ性をより強化していきたいと思っております。
2022年はそのための施策をいくつか動かしております。無理のない範囲で行ってまいりますが、視聴者や関係者の皆さまのご協力あっての弊配信ですので、引き続きどうぞご愛顧、ご支援いただければありがたく思います。
2022年も皆様に楽しんで頂けるよう、また業界を盛り上げられるよう様々な形で運営してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
更なる細目や本内容に関する問い合わせにつきましては、個別にメール（aspara.ice ＠ gmail.com）にて受け付けいたしますのでよろしくお願いいたします。